平成28年(憲法)

予備試験【短答】過去問|憲法平成28年第9問|解説番号209

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憲法209問目(予備)

問題

いわゆる在外邦人選挙権制限違憲訴訟上告審判決(最高裁判所平成17年9月14日大法廷判決、民集59巻7号2087頁)に関する次の記述の正誤は?


判決は、在外日本国民の選挙権行使を制限する公職選挙法の規定について違憲と判断したものであるが、「仮に当該立法の内容又は立法不作為が憲法の規定に違反するものであるとしても、それゆえに国会議員の立法行為又は立法不作為が直ちに違法の評価を受けるものではない」として、立法不作為を理由とする国家賠償請求は認めなかった。

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解答

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解説

判例では①権利行使の機会を確保するためには、立法措置が不可欠であったこと、②一度廃案となってから、10年以上も何ら立法措置が取られなかったこと、から、国賠請求を認めています。

参照

▼ 参考条文・判例

最大判平成17年9月14日

▼ 魔法の言葉

名言


若いときには、たくさんバカなことをするものだよ。


~ペレ~

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