HOME > 平成24年(憲法) > 平成24年(憲法) 予備試験【短答】過去問|憲法平成24年第10問|解説番号66 投稿日:2019年5月16日 憲法66問目(予備) 問題 最高裁判例に照らした際の、司法権に関する次の記述の正誤は? 「板まんだら」事件判決(最三小判昭和56年4月7日)は、宗教上の教義や信仰に関わる紛争について裁判所は厳に中立を保つべきであるとして、これらの事項が訴訟の前提問題に含まれている場合には、当該訴訟は法律上の争訟に当たらないとしたものである。 詳細は▼をタップ 解答 ▼ × 解説 ▼ 判例が、法律上の争訟にあたらないとした理由は、①前提問題にとどまるが、②訴訟の帰趨を左右する必要不可欠のもの、③訴訟の争点・当事者の主張立証もこの判断に関するものが核心となっている、という点です。そのため、②③がない単なる前提問題の場合は、法律上の争訟にあたる可能性も否定できません。 参照 ▼ 参考条文・判例 最判昭和56年4月7日 ▼ 魔法の言葉 名言 困難とは、ベストを尽くせるチャンスなのだ。 ~デューク・エリントン~ 次の問題へ > < 前の問題へ < 一覧へ > Twitter Share Pocket Hatena LINE コピーする -平成24年(憲法) -予備試験, 平成24年, 憲法