HOME > 平成25年(憲法) > 平成25年(憲法) 予備試験【短答】過去問|憲法平成25年第1問|解説番号76 投稿日:2019年5月16日 憲法76問目(予備) 問題 最高裁判例に照らした際の、公務員の人権に関する次の記述の正誤は? 国家公務員の労働関係は、国民の代表者により構成される国会の制定した法律、予算によって定められることなどから、争議行為を企てる行為や、これをあおる行為に対して刑罰を科すことは違憲ではないと解されている。 詳細は▼をタップ 解答 ▼ 〇 解説 ▼ 最大判昭和48年4月25日判例によれば、①公務員の職務の公共性、②勤務条件法定主義、③市場による抑止力の欠如、④代償措置の存在から、一定の場合に労働権の制限が認められると判示しています。そのため、より悪質性の強い争議行為のあおり行為を罰することも憲法18条、28条に反しないとしています。 参照 ▼ 参考条文・判例 最大判昭和48年4月25日 ▼ 魔法の言葉 名言 より良い方法は、常に存在している。 ~トーマス・エジソン~ 次の問題へ > < 前の問題へ < 一覧へ > Twitter Share Pocket Hatena LINE コピーする -平成25年(憲法) -予備試験, 平成25年, 憲法