平成28年(刑法)

予備試験【短答】過去問|刑法平成28年第7問|解説番号362

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刑法362問目(予備)

問題

因果関係に関し、次の記述は正しいといえるか?


甲が、殺害目的でVの首を両手で絞め、失神してぐったりとしたVを死んだものと誤解し、死体を隠すつもりでVを雪山に運んで放置したところ、Vは意識を回復しないまま凍死した。甲がVの首を両手で絞めた行為とVの死亡との間には、因果関係がない。

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解答

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解説

この場合、首を絞めた行為の危険性が現実化したといえるため、因果関係が認められています。

参照

▼ 参考条文・判例

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▼ 魔法の言葉

名言


鳥籠が鳥を探しに出かけていった。


~カフカ~

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