平成29年(刑法)

予備試験【短答】過去問|刑法平成29年第6問|解説番号426

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刑法426問目(予備)

問題

次の見解に対し、下の記述は正しいといえるか。

【見解】
A説:遺棄罪は、生命・身体に対する危険犯である。
B説:遺棄罪は、生命に対する危険犯である。


「刑法第219条(遺棄等致死傷罪)が致傷罪という加重処罰規定を置いている」ことは、A説の根拠となり得る。

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解答

解説

加重処罰規定の存在から、法が身体の保護を保護法益としていることが伺えるため、Aの根拠となります。致死が加重された類型であれば、基本犯は身体に対する危険だと考えられるためです。

参照

▼ 参考条文・判例

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▼ 魔法の言葉

名言


人は、自分が考えた通りの人間になっていく。


~ブルース・リー~

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