平成29年(刑法)

予備試験【短答】過去問|刑法平成29年第6問|解説番号429

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刑法429問目(予備)

問題

次の見解に対し、下の記述は正しいといえるか。

【見解】
A説:遺棄罪は、生命・身体に対する危険犯である。
B説:遺棄罪は、生命に対する危険犯である。


「刑法典は、殺人、傷害、過失傷害、堕胎の各罪の章の後に遺棄の罪の章を置いている」ことは、A説の根拠となり得る。

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解答

解説

生命の安全のみを保護法益とするならば、殺人罪と傷害罪の間におかれるべきだと考えられます。よって、現行法は身体の安全も保護法益に含めているということができ、Aの論拠となります。

参照

▼ 参考条文・判例

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▼ 魔法の言葉

名言


平等にという叫びは、誰をも引きずり下ろす。


~アイリス・マードック~

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