HOME > 平成29年(刑法) > 平成29年(刑法) 予備試験【短答】過去問|刑法平成29年第8問|解説番号439 投稿日:2019年5月16日 刑法439問目(予備) 問題 放火の罪に関し、次の記述は正しいといえるか? 甲は、乙が居住する乙所有の家屋を燃やそうと考え、同家屋の壁際に駐車されていた乙所有の自動車に放火して焼損し、同家屋への延焼の危険を生じさせたが、その火は通行人により消し止められ、同家屋に燃え移らなかった。この場合、甲には、建造物等以外放火罪のみが成立する。 詳細は▼をタップ 解答 ▼ × 解説 ▼ 乙が居住する乙所有の家屋を燃やそうと考えており、「現住建造物放火罪」の故意があります。この点からは、自動車への放火は、家屋焼損の手段に過ぎません。このような場合には、現住建造物放火未遂罪が成立します。 参照 ▼ 参考条文・判例 準備中です ▼ 魔法の言葉 名言 若いときには、たくさんバカなことをするものだよ。 ~ペレ~ 次の問題へ > < 前の問題へ < 一覧へ > Twitter Share Pocket Hatena LINE コピーする -平成29年(刑法) -予備試験, 刑法, 平成29年