HOME > 平成29年(刑法) > 平成29年(刑法) 予備試験【短答】過去問|刑法平成29年第9問|解説番号441 投稿日:2019年5月16日 刑法441問目(予備) 問題 次の事例で、甲は()内の犯罪の既遂になるといえるか? 甲は、行使の目的で、カラープリンターを用いて、複写用紙に真正な千円札の表面及び裏面を複写して千円札を偽造しようとしたが、カラープリンターの操作を誤ったため、完成したものは、一般人がこれを一見した場合に真正な千円札と誤認する程度の外観を備えたものではなかった。(通貨偽造罪) 詳細は▼をタップ 解答 ▼ × 解説 ▼ 通貨偽造罪は「一般人をして真正な通貨と誤認させる」程度の完成度が必要です。よって、未遂にとどまります。 参照 ▼ 参考条文・判例 大判昭和2年1月28日 ▼ 魔法の言葉 名言 謙遜する必要はありませんよ。あなたはそれほど偉大ではないのだから。 ~ゴルダ・メイア~ 次の問題へ > < 前の問題へ < 一覧へ > Twitter Share Pocket Hatena LINE コピーする -平成29年(刑法) -予備試験, 刑法, 平成29年