HOME > 平成30年(刑法) > 平成30年(刑法) 予備試験【短答】過去問|刑法平成30年第5問|解説番号489 投稿日:2019年5月16日 刑法489問目(予備) 問題 判例に照らし、次の記述は正しいといえるか? 甲が、満員電車に乗っていた際、隣の席に座っていた見ず知らずの乙が財布を座席に置き忘れたままX駅で下車したのを目撃し、乙の財布とその中身を自己のものにしようと考え、次のY駅に到着した時点で乙の財布を取得した上、同駅で下車し自宅に持ち帰った場合、窃盗罪が成立する。 詳細は▼をタップ 解答 ▼ × 解説 ▼ 置き忘れ、下車した以上、乙の占有は認められません。また、不特定多数の客が出入りする状態では、電車内の忘れ物につき車掌等の占有もないと考えられています。よって、本件では占有離脱物横領罪が成立します。 参照 ▼ 参考条文・判例 準備中です ▼ 魔法の言葉 名言 好奇心はいつだって、新しい道を教えてくれる。 ~ウォルト・ディズニー~ 次の問題へ > < 前の問題へ < 一覧へ > Twitter Share Pocket Hatena LINE コピーする -平成30年(刑法) -予備試験, 刑法, 平成30年