平成30年(刑法)

予備試験【短答】過去問|刑法平成30年第6問|解説番号490

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刑法490問目(予備)

問題

共犯の従属性に関する次の【見解】に従うと、下の記述は正しいといえるか。

【見解】
共犯が成立するためには、正犯の行為が構成要件に該当し、違法性を具備することを要する。


甲が強盗犯人Aの妻乙を唆してAを蔵匿させた場合、甲には犯人蔵匿罪の教唆犯は成立し得ない。

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解答

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解説

本件では乙は構成要件を満たし、かつ違法であるため、上記考えによれば甲に教唆犯が成立します。なお、親族による特例は、責任減少の結果です。

参照

▼ 参考条文・判例

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▼ 魔法の言葉

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