平成30年(刑法)

予備試験【短答】過去問|刑法平成30年第7問|解説番号496

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刑法496問目(予備)

問題

判例に照らし、次の記述は正しいといえるか?


甲は、別居中の元妻Aが単独で親権を有する生後数日のBを連れ去ろうと考え、A方を訪問した上、Aがトイレに行っている隙に、ベビーベッドで寝ていたBを連れ去った。この場合、Bには移動の自由が全くないから、甲には未成年者略取罪は成立し得ない。

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解答

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解説

Bの自由に加え、Aの監護権も保護法益に含まれます。それが害される以上、未成年者略取誘拐罪が成立します。

参照

▼ 参考条文・判例

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▼ 魔法の言葉

名言


信念は、行動に移さなければ価値がない。


~トーマス・カーライル~

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