平成30年(刑法)

予備試験【短答】過去問|刑法平成30年第8問|解説番号501

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刑法501問目(予備)

問題

不能犯と未遂犯を区別する基準に関する次の見解について、下の記述は正しいといえるか?

【見解】
行為当時に一般人が認識し得た事情及び行為者が特に認識した事情を基礎とし、一般人を基準に結果発生の危険性があるか否かの判断による。


この【見解】によれば、結果発生の危険性の有無は、実際に存在した事実のほかにどのような事実が存在すれば結果が発生し得たかを事後的見地から検討し、そのような事実が行為時に存在し得る可能性の程度を考慮して判断することになる。

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解答

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解説

客観的・事後的な検討を最重要とする点で、問題文の【見解】とは異なります。

参照

▼ 参考条文・判例

43条

▼ 魔法の言葉

名言


運命がカードを混ぜ、われわれが勝負する。


~ショーペンハウアー~

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