平成30年(刑法)

予備試験【短答】過去問|刑法平成30年第8問|解説番号500

投稿日:

刑法500問目(予備)

問題

不能犯と未遂犯を区別する基準に関する次の見解について、下の記述は正しいといえるか?

【見解】
行為当時に一般人が認識し得た事情及び行為者が特に認識した事情を基礎とし、一般人を基準に結果発生の危険性があるか否かの判断による。


この【見解】によれば、人を殺そうとして、客観的には死の結果を引き起こさない量の空気を人の血管内に注射した場合、殺人未遂罪の成立が認められる余地がある。

詳細は▼をタップ

解答

解説

一般人が「死ぬ危険性」を感じた場合に、殺人未遂罪の成立する可能性があります。

参照

▼ 参考条文・判例

最判昭和37年3月23日

▼ 魔法の言葉

名言


生きている者とは、闘っている者だ。


~ヴィクトル・ユーゴー~

次の問題へ >

< 前の問題へ

< 一覧へ >

-平成30年(刑法)
-, ,

Copyright© マイシホ , 2024 All Rights Reserved.