平成28年(民法)

予備試験【短答】過去問|民法平成28年第4問|解説番号387

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民法387問目(予備)

問題

物権的請求権に関し、次の記述は正しいといえるか?


Aがその所有する甲土地をBに賃貸し、Bが甲土地を自動車の駐車場として利用していたところ、甲土地の賃借権の登記がされない間に、AがCに対し甲土地を売却した場合において、CがAからの甲土地の所有権移転登記を経由していないときは、Bは、Cからの甲土地の明渡請求を拒むことができる。

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解答

解説

177条の第三者とは「登記の欠缺を主張する正当な利益を有する者で、当事者およびその包括承継人以外の者」を指します。本件のBはまさにこの第三者にあたりますので、Cは主張に際し登記が必要です。

参照

▼ 参考条文・判例

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▼ 魔法の言葉

名言


尊敬すべき幸福な人は、逆境にいても、つまらぬことはくよくよせず、心配しても始まらないことは心配せず、自分の力のないことは天に任せて、自分の心がけをよくし、根本から再生の努力をする人である。


~武者小路実篤~

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