HOME > 平成29年(民法) > 平成29年(民法) 予備試験【短答】過去問|民法平成29年第5問|解説番号465 投稿日:2019年5月16日 民法465問目(予備) 問題 留置権に関し、次の記述は正しいといえるか? AがBから甲建物を賃借していたが、Aの賃料不払によりその賃貸借契約が解除された後、明渡しの準備をしている間にAが甲建物について有益費を支出した場合、Aは、Bに対し、その費用の償還請求権を被担保債権とする留置権を行使して甲建物の明渡しを拒むことはできない。 詳細は▼をタップ 解答 ▼ 〇 解説 ▼ 占有権限が失われた後の有益費支出は、留置権の対象とならないと考えられています。 参照 ▼ 参考条文・判例 最判昭和46年7月16日 ▼ 魔法の言葉 名言 神は現世におけるいろいろな心配事の償いとして、われわれに希望と睡眠を与えた。 ~ヴォルテール~ 次の問題へ > < 前の問題へ < 一覧へ > Twitter Share Pocket Hatena LINE コピーする -平成29年(民法) -予備試験, 平成29年, 民法