HOME > 平成29年(民法) > 平成29年(民法) 予備試験【短答】過去問|民法平成29年第7問|解説番号474 投稿日:2019年5月16日 民法474問目(予備) 問題 債務不履行に関し、次の記述は正しいといえるか? 売買代金の履行遅滞に基づく損害賠償請求において、同時履行の抗弁権が存在する場合には履行遅滞に陥らないとの見解に立つ場合、損害賠償を求める原告は、請求原因事実として自己の債務の履行又は履行の提供を主張立証しなければならない。 詳細は▼をタップ 解答 ▼ 〇 解説 ▼ 同時履行の抗弁が「抗弁」であることから、相手の主張を待って反論すれば良いようにも思えます。しかし、双務契約は通常同時履行の抗弁権が存在するため、再抗弁とすることが迂遠と考えられています。そのため、「債務の履行」や「履行の提供」が請求原因となります。 参照 ▼ 参考条文・判例 本問に、参考情報はありません。 ▼ 魔法の言葉 名言 生命のあるかぎり、希望はあるものだ。 ~セルバンテス~ 次の問題へ > < 前の問題へ < 一覧へ > Twitter Share Pocket Hatena LINE コピーする -平成29年(民法) -予備試験, 平成29年, 民法