平成29年(民法)

予備試験【短答】過去問|民法平成29年第7問|解説番号476

投稿日:

民法476問目(予備)

問題

債務不履行に関し、次の記述は正しいといえるか?


AがBに建物を賃貸し、BがAの承諾を得てCに同建物を転貸した場合において、AB間の賃貸借契約がBの債務不履行を理由とする解除により終了したときは、AがCに建物の返還を請求しても、Aが転貸借を承諾していた以上、BC間の転貸借契約におけるBのCに対する債務は履行不能とはならない。

詳細は▼をタップ

解答

×

解説

承諾は、解除後の使用まで認めるものではないと解されます。そのため対抗ができず、BのCに対する債務は、履行不能となります。

参照

▼ 参考条文・判例

最判平成9年2月25日

▼ 魔法の言葉

名言


ステップ・バイ・ステップ。どんなことでも、何かを達成する場合にとるべき方法はただひとつ、一歩ずつ着実に立ち向かうことだ。これ以外に方法はない。


~マイケル・ジョーダン~

次の問題へ >

< 前の問題へ

< 一覧へ >

-平成29年(民法)
-, ,

Copyright© マイシホ , 2024 All Rights Reserved.