平成29年(民法)

予備試験【短答】過去問|民法平成29年第12問|解説番号502

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民法502問目(予備)

問題

Aが運転するタクシーとBが運転するタクシーが衝突する交通事故(以下「本件事故」という。)が発生し、Aが運転するタクシーの乗客Cが負傷し、Cに300万円の損害が生じた。本件事故についての過失割合は、Aが4割で、Bが6割であり、Cに過失はなかった。この事例に関し、次の記述は正しいといえるか?


Bに使用者Eがおり、Eが本件事故について使用者責任を負う場合において、AがCに対して損害賠償債務の弁済として300万円を支払ったときは、Aは、Eに対し、180万円を求償することができる。

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解答

解説

報償責任の観点から、被用者の負担部分の範囲で請求が可能だと解されています。

参照

▼ 参考条文・判例

最判昭和63年7月1日

▼ 魔法の言葉

名言


成し遂げんとした志をただ一回の敗北によって捨ててはいけない。


~シェイクスピア~

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