HOME > 平成30年(民法) > 平成30年(民法) 予備試験【短答】過去問|民法平成30年第6問|解説番号543 投稿日:2019年5月16日 民法543問目(予備) 問題 法定地上権に関し、次の記述は正しいといえるか? Aが所有する甲土地及びその上の乙建物にBのために共同抵当権が設定された後、乙建物が取り壊され、甲土地上に新たにAが所有する丙建物が建築されて、丙建物につきCのために抵当権が設定された場合において、甲土地に対するBの抵当権の実行によりDが甲土地を取得したときは、法定地上権が成立する。 詳細は▼をタップ 解答 ▼ × 解説 ▼ このような結論を認めると、Bは土地と建物全ての価値を把握していたにも関わらず、事後的なAの行為によって建物分の価値を取り逃すことになってしまいます。そこで、判例は法定地上権を否定しています。 参照 ▼ 参考条文・判例 最判平成9年2月14日 ▼ 魔法の言葉 名言 「いつの日か」は、決してやってこない。 ~ヘンリー・ジョージ・ボーン~ 次の問題へ > < 前の問題へ < 一覧へ > Twitter Share Pocket Hatena LINE コピーする -平成30年(民法) -予備試験, 平成30年, 民法