HOME > 平成30年(民訴) > 平成30年(民訴) 予備試験【短答】過去問|民訴平成30年第44問|解説番号586 投稿日:2019年5月16日 民訴586問目(予備) 問題 控訴に関し、次の記述は正しいといえるか? 金銭の給付訴訟において、被告の相殺の抗弁が認められて原告の請求が棄却され、原告が控訴し、被告が控訴及び附帯控訴のいずれもしない場合に、控訴裁判所が請求原因事実が認められないとの判断をしたときは、第一審判決を取り消して、請求を棄却するとの判決をすることができる。 詳細は▼をタップ 解答 ▼ × 解説 ▼ 被告が附帯控訴をしていない以上、主債務の不存在と、反対債権の不存在に対する不服を申し立てている者はいないといえます。そこで、自由に審理することは不利益変更禁止の原則に反してしまうと考えられています。 参照 ▼ 参考条文・判例 最判昭和61年9月4日 ▼ 魔法の言葉 名言 常に自分らしくし、自分を表現し、自分を信じろ。どこかの成功者のお手本なんてマネするな。 ~ブルース・リー~ 次の問題へ > < 前の問題へ < 一覧へ > Twitter Share Pocket Hatena LINE コピーする -平成30年(民訴) -予備試験, 平成30年, 民訴