平成29年(民法)

予備試験【短答】過去問|民法平成29年第5問|解説番号467

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民法467問目(予備)

問題

留置権に関し、次の記述は正しいといえるか?


甲建物の賃貸人Aが、賃借人Bに対して賃貸借契約の終了に基づき甲建物の明渡しを請求したのに対し、Bが賃貸借の期間中に支出した有益費の償還請求権に基づいて留置権を行使し、従前と同様の態様で甲建物に居住した場合、Bは、Aに対し、その居住による利得を返還する義務を負う。

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解答

解説

明け渡しを拒んだとしても、使用した利益には理由がありません。よって利得返還義務が生じます。

参照

▼ 参考条文・判例

大判昭和10年5月13日

▼ 魔法の言葉

名言


希望は底の深い海の上でなければ、決してその翼を広げない。


~エマーソン~

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