平成29年(民法)

予備試験【短答】過去問|民法平成29年第9問|解説番号484

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民法484問目(予備)

問題

相殺に関し、次の記述は正しいといえるか?


債権者Aの債務者Bに対する甲債権がAの債権者Cに差し押さえられても、差押え前からBがAに対する乙債権を有していた場合、Bは、甲債権と乙債権の弁済期の先後を問わず、相殺適状にあれば、相殺をすることができる。

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解答

解説

相殺との優先順位については、「相殺期待」が成立した時期との前後で決まります。そのため、差押え前に相殺適状が成立していれば、問題なく相殺することができます。

参照

▼ 参考条文・判例

最大判昭和45年6月24日

▼ 魔法の言葉

名言


難しいからやろうとしないのではない。やろうとしないから、難しくなるのだ。


~セネカ~

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