平成29年(刑法)

予備試験【短答】過去問|刑法平成29年第7問|解説番号430

投稿日:

刑法430問目(予備)

問題

次の記述は正しいといえるか?


甲が乙に対し、深夜の公園で待ち伏せしてAから金品を喝取するように教唆したところ、乙は、その旨決意し、深夜の公園でAを待ち伏せしたが、偶然通り掛かったBをAと誤認してBから金品を喝取した。乙は、人違いに気付き、引き続きAを待ち伏せして、通り掛かったAから金品を喝取しようとしてAを脅迫したが、Aに逃げられてしまい金品を喝取することができなかった。甲にはAに対する恐喝未遂罪の教唆犯のみが成立する。

詳細は▼をタップ

解答

×

解説

BとAの誤認も、「人」という構成要件の範囲で符合しており、両者に対する乙の故意が認められます。そのような場合、教唆をした甲にも、「Bに対する恐喝の教唆罪」が成立します。

参照

▼ 参考条文・判例

準備中です

▼ 魔法の言葉

名言


論理的になればなるほど、創造性は失われる。


~レイモンド・チャンドラー~

次の問題へ >

< 前の問題へ

< 一覧へ >

-平成29年(刑法)
-, ,

Copyright© マイシホ , 2024 All Rights Reserved.