平成29年(刑法)

予備試験【短答】過去問|刑法平成29年第8問|解説番号436

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刑法436問目(予備)

問題

放火の罪に関し、次の記述は正しいといえるか?


甲は、乙が居住する乙所有の家屋を燃やそうと考え、同家屋に放火し全焼させたところ、同家屋内で就寝中の乙が焼死した。甲が乙を殺そうと考えて同家屋に放火した場合でも、甲には、法定刑に死刑を含む現住建造物等放火罪のみが成立する。

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解答

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解説

①殺人の故意があり、②放火に殺人の実行行為性も認められるため、このようなケースでは別途「殺人罪」が成立します

参照

▼ 参考条文・判例

108条
199条
54条1項

▼ 魔法の言葉

名言


物事を成し遂げる秘訣は、行動することだ!


~ダンテ~

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