平成29年(刑法)

予備試験【短答】過去問|刑法平成29年第8問|解説番号435

投稿日:

刑法435問目(予備)

問題

放火の罪に関し、次の記述は正しいといえるか?


甲は、住宅街の駐車場に駐車中の乙所有の自動車を燃やそうと考え、自己の自動車に灯油を積みライターを持って同自動車を運転して同駐車場に向かったところ、その途中、交通事故を起こし、乙所有の自動車に放火することができなかった。この場合、甲には、建造物等以外放火罪の予備罪が成立する。

詳細は▼をタップ

解答

×

解説

建造物以外放火罪に関し、予備罪は予定されていません。未遂規定がないためです。

参照

▼ 参考条文・判例

110条1項
112条
113条

▼ 魔法の言葉

名言


火をおこすには火打ち石が二つ必要だ。


~ルイーザ・メイ・オルコット~

次の問題へ >

< 前の問題へ

< 一覧へ >

-平成29年(刑法)
-, ,

Copyright© マイシホ , 2024 All Rights Reserved.