論文対策|憲法

論文対策|憲法第188問

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問題
Q、立法不作為は違憲審査の対象となるか。

▼答え

1、立法は国会の権能であることから、その不作為は原則として違憲審査の対象とはならない。
2、しかし個人の重要な基本的人権が立法の不備によって侵害されていることが明確な場合などには、違憲審査によって是正する必要がある。
3、以上の調和から、①明文または解釈上具体的立法義務があるにも関わらず、②国会がそれを怠り、③その状態が相当期間継続する場合には裁量を逸脱したものということができ、違憲となると解する。


 

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