平成28年(憲法)

予備試験【短答】過去問|憲法平成28年第9問|解説番号207

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憲法207問目(予備)

問題

いわゆる在外邦人選挙権制限違憲訴訟上告審判決(最高裁判所平成17年9月14日大法廷判決、民集59巻7号2087頁)に関する次の記述の正誤は?


前記判決は、国政選挙の選挙権について、「国民の国政への参加の機会を保障する基本的権利として議会制民主主義の根幹を成すものであり、民主国家においては、一定の年齢に達した国民の全てに平等に与えられるべきものである」と指摘しているが、同判決の考え方に従ったとしても、自ら選挙の公正を害する行為をした者の選挙権について一定の制限をすることまで違憲となるわけではない。

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解答

解説

判例によれば、「自ら選挙の公正を害する行為をした者等の選挙権について一定の制限をすること」を例外的に認めています。

参照

▼ 参考条文・判例

最大判平成17年9月14日

▼ 魔法の言葉

名言


善行には何かの犠牲を伴うのだ!


~ゾラ・ニール・ハーストン~

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