平成29年(民法)

予備試験【短答】過去問|民法平成29年第8問|解説番号481

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民法481問目(予備)

問題

指名債権の譲渡に関し、次の記述は正しいといえるか?


債権が二重に譲渡され、第一の債権譲渡について譲渡人が債務者に対して確定日付のある証書によらずに通知をした後に、第二の債権譲渡について譲渡人が債務者に対して確定日付のある証書による通知をした場合、第一の譲受人は債権の取得を債務者にも対抗することができない。

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解答

解説

片方が第三者対抗要件を満たしている結果、第2譲渡が第1譲渡に優先します。よって第2譲受人が債権者として確定し、その反射的効果として第1譲受人は債務者に対しても、譲渡を対抗できなくなると解されています。

参照

▼ 参考条文・判例

本問に、参考情報はありません。

▼ 魔法の言葉

名言


苦しいという言葉だけはどんなことがあっても言わないでおこうじゃないか。


~高杉晋作~

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