平成29年(民法)

予備試験【短答】過去問|民法平成29年第14問|解説番号509

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民法509問目(予備)

問題

遺留分に関し、次の記述は正しいといえるか?


自己を被保険者とする生命保険契約の契約者が、死亡の半年前に死亡保険金の受取人を相続人の一人に変更した場合、遺留分権利者は、その変更行為の減殺を請求することができる。

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解答

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解説

遺留分権利者が減殺請求を主張するには、その行為が「被相続人の財産・権利」の譲渡などである必要があります。しかし、死亡保険金の受取権は被相続人の財産とはいえません。よって減殺請求は認められません。

参照

▼ 参考条文・判例

最判平成14年11月5日

▼ 魔法の言葉

名言


人生の初期において最大の危険は、リスクを犯さないことにある。


~キルケゴール~

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