HOME > 平成29年(民法) > 平成29年(民法) 予備試験【短答】過去問|民法平成29年第14問|解説番号510 投稿日:2019年5月16日 民法510問目(予備) 問題 遺留分に関し、次の記述は正しいといえるか? 特別受益に当たる贈与について、贈与者である被相続人がその財産の価額を相続財産に算入することを要しない旨の意思表示(持戻し免除の意思表示)をした場合であっても、その贈与の価額は遺留分算定の基礎となる財産の価額に算入される。 詳細は▼をタップ 解答 ▼ 〇 解説 ▼ もし問題文のような意思表示が効果を持つとすると、「相続財産の一部を確保し、一定範囲の者の生活の保護を図る」という遺留分制度の潜脱を認めてしまうことになります。よって、認められていません。 参照 ▼ 参考条文・判例 最判平成24年1月26日 ▼ 魔法の言葉 名言 船が入港するまで待つな。船に向かって泳げ。 ~ヴォルテール~ 次の問題へ > < 前の問題へ < 一覧へ > Twitter Share Pocket Hatena LINE コピーする -平成29年(民法) -予備試験, 平成29年, 民法